認証方式

情報処理安全確保支援

BASIC認証

HTTPの認証方法のひとつ。ユーザー名とパスワードをBase64でエンコードしてサーバーに送る。

欠点としては、ユーザー名とパスワードを平文で送信しるため安全でない。

DIGEST認証

HTTPの認証方法。ユーザー名とパスワードをMD5で暗号化して送る。

Basic認証で防げなかった盗聴などを防ぐために考案された。

ワンタイムパスワード認証

ログインするごとに毎回パスワードを変える認証方法。パスワードが漏れても毎回パスワードが変わるのでその点は、安全。S/Key方式とタイムスタンプ方式がある。

  • S/Key方式では、認証するときサーバーからチャレンジコードを使用してパスワードを生成し認証する。
  • タイムスタンプ方式では、トークンというパスワードを計算する機器を使用した方法。サーバーにてどのトークンを利用しているかの情報を保持している。

SASL方式(Simple Authenticaton and Security Layer)

汎用的な認証のフレームワーク。SMTP、POP、IMAPなどのプロトコルに対応している。

選択出来る認証方式は以下のようなものがある。

  • PLAIN・・・通常の平文での認証
  • LOGIN・・・通常の平文での認証
  • OTP・・・ワンタイムパスワード認証
  • SKEY・・・S/KEY認証
  • CRAM-MD5・・・MD5で作成されたものを使用してチェレンジレスポンス方式で認証
  • DIGEST-MD5・・・CRAM-MD5の改良版

コメント

タイトルとURLをコピーしました